2010年からスタートした、JR東日本さんの新幹線車内サービス誌「トランヴェール」表紙のお仕事なんですが、数えてみたら有り難いことにもう8年目に突入です。ここまで来ると、いつお役御免になってしまうのか、というのが恐ろしいですね。怖いですね。毎月の発注が何らかの理由で遅れたりするたびに、ああ、終わったか、と。ハラハラし続けて8年。長かったなあ。
本題。まだ最初の頃はそうでもなかったんですが回を重ねるごとに、先方さんの要求がどんどんリアル寄り(元写真寄り?)に強まり、今ではぱっと見がほぼ写真になってしまっています。いやちょっと待って。あんなに大変な作業だったのに、実はひょっとすると本当は絵ではなく、写真が使われているのかもしれない。怖い。
ということで、そうではない事を実証するのが今回の目的です。現在絶賛配布され中のトランヴェール12月号を例に、順に見てゆきましょう。
無事、絵でした。よろこびです。